久々音楽コラム。多めの4枚!!

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久々の音楽コラムです。

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エネルギッシュにシャウトするだけがソウルではない。

囁くように甘く切ないスイートな声を聴かせることも、

ソウルミュージックの魅力のひとつ。

マーヴィン・ゲイだってカーティス・メイフィールドだって、

そしてマイケル・ジャクソンだって、そんな懐の深さを持っていました。

でも、それを一番の武器として聴き手を圧倒するのが、

ミスター・モータウン、スモーキー・ロビンソンであります。

そんな彼の新作『TIME FLIES WHEN YOU’RE HAVING FUN』がかなり凄いことになっています。

もう、70歳だというのに、その声の超現役感と言ったら・・・。

曲そのものの出来もかなり良く、何十枚と積み重ねたオリジナル・ア

ルバムの中でもピカイチなんじゃないだろうかという見事さだ。

ジョス・ストーンとのデュエット曲があったり、

カルロス・サンタナが参加し、それとわかるギターを弾いていたり、

ノラ・ジョーンズやジャクソン・ファイヴ(多分、マイケル追悼です)のカバー曲を披露したり、

ネタにはこと欠かない今回の新作だけれど、

やはり、その声のみずみずしさに尽きるという感じです。

秋の夜長は勿論、クリスマスシーズンにだってバッチリとハマる使える一枚でしょう。

スモーキーに加え最近ゲットした新作群で良かったのは、

以下の三枚。気がつけば、ここ一年内に来日公演を見た方々の新作でした。

まずはルーファス・ウェインライトのライヴ盤、

『MILWAUKEE AT LAST!!!』。

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まさに、一年前に観た日本公演が蘇ります。

日本ではCDとDVDが別々にリリースされているのだけれど、

輸入盤ではリーズナブルな値段で両方カップリングでリリースされていたりしています。

ゲイをカミングアウトしている彼は、そうだとわかるバックステージの様子を

惜しげもなくさらけ出しています。

それがすがすがしくもあり、微笑ましいです。

それにしても、彼の歌の力強さ、艶っぽさを味わうならライヴが一番です。色っぽいです。

そしてクレア・アンド・ザ・リーズンズの『ARROW』。

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今日、アマゾンから届いたばかりで、

今、これを聴きながらブログを書いているのだけれど、

クレア・マルダーのキュートかつ甘ったるいヴォーカルと、

ストリングスやブラスを上手に配した、どこかクラシックの匂いのする

ポピュラーミュージックには、ホント、聴いていてトロけてしまいます。

前作も良かったけれど、さらに凄いところまで連れって行ってくれます。

最後には、スフィアン・スティーブンスの『BQE』。

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初のインスト・アルバムで、

補完するような形でDVDが付いています。

延々と景色が映し出されていて、

彼の実験精神満載のトライアルと言えるでしょう。

「アメリカの50州すべてをテーマにアルバムを作る」

と豪語している彼だけど、一年一作だとすると、

50年かかっちゃうよねぇ。今のアメリカを代表するミュージシャンのひとりだけれど、

単なるシンガーソングライターの枠に収まらない、

今作のような、ちょっと変テコなアプローチが彼の魅力だと思います。

それではまた。

棚橋和博

09.10.28深夜

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