久し振りのコラムです

ご無沙汰致しました、棚橋です。

いつもcastやPas magazine、タウン情報等々

ご愛読ありがとうございます。

さて、米インディーレーベル、SUB POPと言えば、

シアトルとニルヴァーナを思い浮かべますが、

昨年秋頃からデビューアルバムが話題になっていたバンド、

FLEET FOXES(フリートフォクシーズ)は、

シアトル出身の、まだ二十代半ばのメンバーからなる五人組バンドです。

これがSUB POPからのリリースとなれば、

グランジ、もしくはオルタナ?

と思われても仕方のない状況設定ではありますが、

このバンド、まだ若いのに職人気質溢れる、

緻密なコーラス作り、

及びサウンドメイキングをやってくれちゃってます。

でも、コーラス=単なる爽やかという作りではなく、

70年代の米ロックや、英トラッドフォークなどの匂いのする、

じんわりと心と身体に沁み渡るコーラスワーク、メロディを聴かせてくれます。

バンジョーやマンドリン、フルートなど楽器の使い方もセンス良し。

昨年のベストアルバムにこの作品を挙げている人も多かったですねぇ。

しかし、こんなにお見事な作品が日本ではリリースされていなかったのです。

レーベル契約の関係か、まったく売れないだろうとの判断だったのか、

定かではありませんが、でもここに来て、4月上旬、

ようやく日本盤がリリースされました。

しかも、デビューEP『Sun Giant EP』収録の5曲とボートラ1曲を合わせた

全17曲収録という豪華盤!!!

派手さはありませんが、いわゆる癖になって何度も聴き続けてしまうという、

そんな魔法のような魅力を放っているアルバムです。

タイプは異なるけれど、

ポップ万華鏡のような新作

『メリーウェザー・ポスト・パヴィリオン』

を産み落とした、アニマル・コレクティヴと共に愛聴して頂きたい、

このフリートフォクシーズの

デビュー作であります(タイプは真逆だけれど)。

最近は60〜70年代エッセンスを単なる借り物って感じではなく、

現代と上手にミックスするという、センスの良いバンドやミュージシャンが増えてきました。

「あいつら若いじゃん?」とかって言って聴かないおっさんもいますが、

そんなの関係ありません。その音楽が自分にとっていいか悪いか、

刺激的かそうじゃないかだけです。

おっさんとしては、

ジェフ・ベック&エリック・クラプトンのジョイント公演も見たかったけれど、

同じ時期に、僕はクレア&ザ・リーズンズの方が魅力的だったので、

そっちを見に行きました。客の入りはそれほど良くはなかったけれど、

いいもん見たなぁというライヴでありました。

でもって、アニコレが早々にフジロックに参戦決定!!!

フリートフォクシーズなんかも苗場のステージが似合うと思うのですが!?

見たいなぁ…とか思いつつ、ついさっき、

ほんのちょっと腰を痛めてしまい、おっさん、元気がありません。

いわゆるぎっくり腰ってヤツです。とほほです。

今年のフジロック、見たいのはパティ・スミスとアニコレだけど、

そんなヤワな腰をしているおっさんに参戦はキツいのではないか?

と一気に不安を抱えてしまいました(苦笑)。

それではまた。

2009.4.9 深夜

棚橋和博

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